今年のGWは皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?今年のGWはアベノミクスのお陰で景気も上向き加減で?旅行へ出かける方が多かったようですね。私もGWを全て連休にすることができれば旅行したいと思っていたのですが、お仕事の関係でそれはできませんでした(涙)。
そこで飛び石連休となったGWはちょこちょこ近場に出かけることにし、前から気になっていたクラッシックコンサートの一大イベント「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン2015」へ行ってきました。
5/2の14時頃にコンサート会場へ入ったのですが、上記写真にありますように、中は大混雑で余っているチケットもほとんどなく、余っているチケットも購入までに1時間列に待つという状態でした。
そこで一度諦めることにし、会場内にあるExcelsiorで美味しいコーヒーを飲みながらとりあえず仕事することにしました。3時間ほど経過してもういちどチケット売り場の様子を見てみるとかなり列が短くなっていたのでひょっとしたらと受付に聞きにいくと、17時すぎなので意外やいくつかのプログラムではチケットが余っていました(さすがにモーツァルトやバッハなどの超人気プログラムのチケットは完売していました)。結構な方々が私と同じように諦めて帰ってしまったようです。今回のラ・フォルジュルネは「祈り」「恋」「いのち」の3つに大きくテーマが別れていたので、私は「恋」に分類される「“恋の物語~ルネサンスの愛の二重唱(ロッシ、モンテヴェルディ他)」のチケットを買いました。
プログラムは、まず女性二人の二重唄からはじまりた。イタリア語?の歌詞が配られ日本語訳もあったのですが、音を聴くことに集中したかったのでほとんど見ませんでした。よって、何を言っているかは言葉からは理解できなかったのですが、女性二人の素晴らしく透明感のある裏声を聴くにつれて、恋の切なさや喜びなどを感じることができました。その後、男性二人、男性一人女性一人など二重唄の組み合わせは変わっていきましたが、男性の低くて力強い地声と女性の繊細で美しい裏声などが合わさり、情熱的な恋のやりとりを連想させる素晴らしい二重唱でした。
45分間の二重唄が終わった後は、多くの観客がすぐには帰らずスタンディングオベーションを送っていました。これだけの内容で最も安い席は2,100円からですので大変コストパフォーマンスが良いクラッシックコンサートと言えると思います。
このラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンは東京では毎年GW、他の都市でも開催されていますので、興味のある方は是非行ってみて下さい。