中島みゆきさんについて

中島みゆきさんは、1975年にデビューし、デビューしてすぐに「時代」によって世界歌謡祭グランプリを獲得したことで一躍有名になりました。その後、4つの年代にわたってシングルス1位を記録する(1970年代 わかれうた 1980年代 悪女 1990年代 空と君の間に・旅人のうた 2000年代 地上の星)など活躍を続け、現在でも第一線で活躍しています。昨年の紅白歌合戦にも出場し、NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」の主題歌である「麦の唄」を熱唱され、視聴者の満足度1位を見事に獲得しました(麦の唄は最高4位で5つの年代の1位記録はなりませんでした)。

同年代の松任谷由実さんとはライバルとも言われておりますが、曲の特徴は松任谷由実さんの曲が「陽」なら中島みゆきさんの曲は「陰」といった印象をお持ちの方が多いと思います。絶望、不遇、失恋などのテーマが多く曲調もマイナーコードを上手に利用して暗いイメージの曲が多いからです。しかし、辛いことの方が多い人生において、中島みゆきさんの曲には大変感情が移入しやすく、聴きながら時には涙をながすことで、逆に元気になれるというファンが数多くいます。逆説的ですが、中島みゆきさんの歌は「人生を応援する」という優しさに満ちあふれているので、5つの年代にまたがり今だたくさんのファンに支えられているのだと思います。

地上の星

最低音:F3(53) 最高音:A4(69) 音域:16半音 歌の特徴 一世を風靡したNHKプロジェクトXの主題 […]

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