本サイトで使用している用語について説明します。

音程

2つの音の高さのへだだりを言う。本サイトでは、1つの音の高さのことも音程と呼んでいる(厳密には一つの音の高さを音程とは呼ばないが、一般的にも慣習で呼ばれているため本サイトもこれに倣う)。

声量

声の大きさ。声量は肺から出てくる呼気の大きさ(肺活量)と、声帯を閉じる力の大きさによって決まる。

ロジックツリー

ロジカルシンキング(LogicalThinking)の考え方を取り入れて、ある現象の原因と対策を網羅的に重なり無くツリー上に表現したもの。このツリーを使用することで、ユーザ個々の音痴の原因と対策を把握することができる。

音痴

音痴には「運動性音痴」と「感覚性音痴」の2種類がある。運動性音痴とは、本人は歌の正しい音程を理解し記憶もしているけれど、発声する際に、発声に使う筋肉の緊張、呼吸の乱れなどが原因で音程がずれてしまいそれを再現することが出来ない状態を言う。運動性音痴の場合は、歌の正しい音程を認識し、発声している音がずれていることを把握できている、つまり、本人が音痴であることを認識できている。このタイプの音痴は適切な訓練を行えば治すことが可能であると言われており、ロジカル・シンギングは運動性音痴を対象としている。
感覚性音痴とは、本人は歌を聞いても、正しい音程を理解して記憶することができない状態を言う。簡単な音程でも区別するのが難しいので、 自分の音程のずれに気づかない、つまり、本人が音痴であることを認識できない。このタイプの音痴の原因は、音程を感じ取る大脳の異常であることが多く、治すのは困難と言われている。このように、感覚性音痴については治すのが困難のため、ロジカル・シンギングは感覚性音痴については対象外としている。

一本調子の音痴

曲の音程に合わせられず、音程が常に同じ高さになってしまう音痴を言う。

平行外れの音痴

曲を構成する各音に対して、常に一定の程度音を平行に外してしまう音痴を言う。例えばカラオケである曲を歌うときに、その曲に対して常に3つキーを下げて歌ってしまうような場合を言う。一本調子の音痴のように全く同じ音程で歌っているわけではなく、音程の上げ下げは行っているので音痴の程度としてはより軽度と言える。しかし、それゆえ周りの人からも指摘されにくく、本人も自分が音痴と認識しづらい場合が多い。

音域

ある歌や声の最低音から最高音の範囲を言う。

地声

普段何も意識せずに使用している声を言う。ある曲の音域が、地声で出せる最も低い音と地声で出せる最も高い音の間にあれば地声のみで歌えるため、ウラ声を出す必要のある歌よりはこの曲はマスターしやすい。

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