月別アーカイブ: 2017年7月

松田聖子のコンサート

松田聖子のコンサートへ行ってきます!

私ではなく、友人がですが(笑)

松田聖子の歌を聴いて最近思うことは、声が劣化しているということです。デビュー当時は透明感のある声で素晴らしい声量の持ち主でアイドルの域をはるかに超えていたと思います。歌唱力に関して言えば、昔も今も彼女を超えるアイドルはいないと思います。

しかし、最近の紅白等をご覧になった方はすぐ分かったと思いますが、高い声が出なくなり、声量も減っています。

医学的な観点から言えば女性は更年期でホルモンのバランスが崩れ、それ以降声が低くなる傾向とのことですので、彼女もこれに当てはまるのかもしれません。

ただ、私が不思議に思うのは、女性演歌歌手は60歳を超えてもほとんど衰えが見られないことです。石川さゆり、八代亜紀などがその代表例です。また、演歌歌手ではないですが、中島みゆき、高橋真梨子なども衰えが見られません。

これはどういうことなのか、研究の余地がありそうです。音の高さは声帯の長さに依存しますし、声量は肺活量などに依存します。これが生涯に渡って最高の状態にキープできる方がどうやらいるということかと思います。

このあたりを解明できれば、そもそも声の高さの調整ができなかったり、安定的に声量を保てない音痴を克服することにつながるかもしれません。

歌唱力や音痴についてはいまだ謎だらけ、というのが最近の私の結論であり、まだまだ方法論の改善の余地がありそうです。

80年代アイドルはなぜ音痴を克服できなかったのか?

ご無沙汰しております。

先日、上野の昭和バーに行く機会がありビデオで80年代アイドルの歌をたくさん聞きました。

中山美穂、南野陽子、原田知世など容姿レベルは現代のアイドルよりもはるかに上をいっていると再認識しました。昔は常人にはいないタイプの子しかアイドルにはなれませんでしたが、現代はそう意味ではそれ以外の容姿(笑)を持つ子でもトーク力などでカバーすればアイドルになれるある意味良い時代なのかもしれません。

あと、この時代の特徴は歌番組が多く、生で歌い、かつ、口パクなどはほとんどないことです。ですので、中山美穂などはとてつもなく美しいですが、定期的に音を外すので見ている方が心配になります(笑)。

しかし、逆に歌唱力が素晴らしいアイドルもたくさんいました。荻野目洋子、工藤静香、本田美奈子などは声域が広く、割と激しいダンスをしながらも乱れることなく歌いきっているのが印象的でした。

これらの歌唱力の違いは何から出てくるのでしょうか?確かに、中山美穂や沢口靖子などは小室哲哉作曲の歌などをうたっており、そういう歌は転調が多いことなどもあり難しいと思います。しかし、それにしても差が大きいですね。ボイストレーニングなどもあったとは思うのですが、ほとんど効果がないように見受けられました。

私の結論は以下です。

  • 彼女たちはとてつもなく忙しく、歌の資質に恵まれていないアイドルは練習ができないため上手くなれない
  • 歌をうまくする方法論が成熟していない

後者については現在もそれほど成熟はしていないのかもしれません。ですから、このブログでそれを追求していきたいと思っています。なかなか研究する時間がとれませんが(笑)。

どのような方法論があればあの時代のアイドル達が音痴を克服できたのか?という観点から研究するのも面白いテーマと思った一日でした。