曲・声の音域が分からない場合にカラオケのキーを調整する方法

曲・声の音域が分からない場合のキー調整

音域やカラオケのキーについてはこちらの記事で説明しておりますので、音域やカラオケのキーについて詳しくないかたはこちらをまずご一読下さい。

上記記事においては、曲や声の音域が分かる前提でのキー変更方法を記載しました。しかし、声の音域が測定できなかったり、曲の音域を調べられなかったりすることも多いと思います。

そこで、この記事では曲と声の音域が分からない場合にカラオケのキーを調整する方法について示します。なお、この方法は試行錯誤で実際にカラオケの場で調整する方法です。キーを上げたり・下げたりを頻繁にする可能性がありますので、できれば一人カラオケで実施して下さい。よほど親しい友達とならこの方法を実施しても問題ないと思いますが、それ以外の方と一緒のときにこれを行うとヒンシュクを買う(笑)ことになってしまうと思うので注意して下さい。

歌う前の準備

自分の歌を確認するために、スマフォ等を用意して録音できるようにしておいて下さい。ビデオの方が自分の歌いざまをビジュアル的に確認できるのでおすすめです。

原曲キー、もしくは、その歌手の他の曲のキーで設定する

カラオケマシンに曲を入れる際は、キーを変えずに原曲キーのままとして下さい。最近のカラオケでは何も指定しないと原曲キーのままとなっているはずですが、万が一原曲キーに設定されていない場合は、原曲キーに設定して下さい。

また、もしその曲を歌っている歌手の他の曲のキーを知っている場合は、そのキーに設定して下さい。なぜなら、同じ歌手が歌う曲のキーはだいたい似ていることが多く、原曲キーで設定するよりは後の調整が早くなるからです。

曲が低すぎて声が出ない場合は、1つづつキーを上げる

スマフォ等の録音スイッチを入れてから曲を歌って下さい。曲の出だしのところは低い音が多いため、低い声が出なくなりがちです。そこで、声がでない、もしくは、出すのが苦しい場合は、キーを1つづつ上げて、声が出せるところまでキーを上げます。ここで注意しなければならないのはキーを上げすぎないことです。キーを上げすぎるとサビ等の高音部分で高い声が出なくなるからです。

また、この記事で書いたように+7以上はキーを上げられません。+7以上上げる必要になった場合、その数値に−12を引いた値に設置して下さい。例+7キーとしたい場合は、+7−12=−5として下さい。さらに1個あげる場合は−4・・・となります。

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曲が高すぎて声が出ない場合は、1つづつキーを下げる

前述したのと逆です。同様にキーを下げすぎないように注意して下さい。

また、−7以下には下げることができません。−7以下に下げたい場合は、その数値に12を足した値となります。例.キーをー8に下げたい場合は、−8+12=+4にキーを設定する。

歌い終わったあとに、最終キーを確認しメモする

キーを上げ・下げて歌い終えた場合は、最終のキーを確認して下さい。その際は+6、−3などのキーの値そのままではなく、原曲キーからどれだけ離れているかをメモして下さい。原曲キーが+2で、キーを+6で設定していた場合は、「6−2=4」で覚えます。なぜなら、原曲キーがどこに設定されているかはカラオケマシン(JOYSOUND、LIVE DAMなど)によって異なるた、マシンの値をそのまま覚えていると、マシンの機種が異なった場合そのキーでは合わないことになってしまう恐れがあるからです。マシンの機種に依存しないように、「原曲キーからどれだけはなれているか(+〜、ー〜)」をメモして下さい。

メモしたキーで再度歌ってみる

メモしたキーで、はじめから最後まで再度歌ってみます。そこで、上げたり・下げたりして微調整し、自分が最も快適に歌えるキーを決めてそれをメモして下さい。

録音内容を確認する

録音した内容を再生してしっかり歌えているかを確認します。原曲キーから変更して歌う場合、原曲キーで曲を聴き過ぎているために、歌うと自然と原曲キーで歌ってしまう場合(平行に音程を外してしまっている)がよくあります。このようなことがありますので、自分で録音内容を聞いて音程が外れていないかを確認して下さい。しっかり歌えていればこれでキー調整作業は終了です。そのキーをしっかりメモして、他の機会でカラオケを歌う場合に、そのキーで設定して自信を持って歌って下さい。

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