音痴は治るものでしょうか?

音痴のタイプ

音痴には運動性音痴と感覚性音痴があり、前者は適切なトレーニングをすれば治ると言われております。後者については脳の問題(障害など)であり、治すのは困難と言われております。ただし、後者は数万人に一人の確率であり、音痴の方のほとんどは前者と言われております。

適切なトレーニング

では、一般的に「適切なトレーニング」とはどのようなものを指すのでしょうか?私は「適切なトレーニング」とは、原因を正確に把握した上で「その原因に対する具体的、かつ、有効な対策を提供するもの」と考えます。

テニスのトレーニング

ここではわかりやすい例としてテニスのトレーニングをとりあげたいと思います。私はテニスを中学生から社会人まで20年以上やっておりますが、見た目の華やかさとは異なりテニスはとても激しい、かつ、さまざまな運動要素が複雑にからんでいる、難しいスポーツです。テニスの技術を大まかに分けると、サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュの4種類に分類できます。この4種類全てを完璧にこなせるようになれば、現在大活躍している日本のエースの錦織圭君のようになれるわけです。しかし、一般プレーヤーでそのような人はおらず皆どこかが苦手です。この苦手を克服しようとするとき、どうするでしょうか?普通は次のような手順で苦手の克服を目指すはずです。

・どこが苦手かを認識する
・その苦手の原因を正確に把握する
・その原因にあった対策を見つける
・その対策を実現するトレーニングを実施する

例としてテニスにこれを当てはめてみると、
・どこが苦手かを認識する→苦手はストローク
・その苦手の原因を正確に把握する→原因は足が遅いこと
・その原因にあった対策を見つける→対策は脚力を強化すること
・その対策を実現するトレーニングを実施する→テニスコート上でフットワーク強化の練習をする、ジムでマシンを用いた脚の筋力アップトレーニングをする

となります。上記のようなことはテニスに限らず、何か苦手なものがあるときに多くの皆さんが行う手順です。この手順において、原因を把握し、有効な対策が提供されているためこのトレーニングは「適切なトレーニング」と言えます。

音痴のトレーニング

一方、音痴については、多くの研究成果により原因や対策がわかってきましたが、その研究成果を適切なトレーニングとして提供している教材は少ないです。したがって、例えば「音程を正確にとるのが苦手」なのに「腹式呼吸をトレーニングして提供する」など、原因も把握できない、対策が適切でないトレーニング教材を多く見かけます。このようなトレーニングをずっとやっていても効果があがらないため「音痴は治らないもの」との誤った認識が広まっているのかもしれません。

このような背景があるため弊社は、弊社は個々のユーザごとに音痴の原因と対策をロジカル(論理的)に分析し、お客様に合う適切なトレーニングを提供すること、にこだわってロジカル・シンギングー音痴にさよならーを開発しました。

効果検証

どれほど適切かどうかについては効果の検証を日々続けている状況です。2015/3/10の時点で27名のお客様の効果検証を行っており、平均で70%程度の音程改善効果が出ている状況です(一本調子の音痴が改善した、など)。効果検証の詳細については以下をご覧ください。
音痴改善の効果検証

結論

効果検証については今後も続けていきますが、結論としては「音痴は治る。適切なトレーニングを行うという前提で」となります。

適切なトレーニングとしてロジカル・シンギングー音痴にさよならーを選択していただければ幸いですが、他の製品等とも良く比較いただき、皆様がご自身に最も合ったトレーニングを選択し音痴を克服することを切に希望しております。

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