世界のカラオケ事情

題名はかなり大げさですが(笑)、先週台湾へ旅行してカラオケをしてきましたのでその様子をリポートしたいと思います。

まず、歌の傾向ですが、台湾では圧倒的にバラードを歌うことが多いようです。同じバーで台湾人グループと私を含めた日本人グループがいたのですが、日本人グループがその場を盛り上げようとあえて明るいポップスやロック調の歌を多く歌うのに対し、台湾人グループは恋愛・人生のせつなさを切々と訴えるようなバラードを歌っている人が多かったです。

ただし、バラードなのでおとなしく歌うのかと思いきやそうではなく、かなり声を張り上げて歌われている方が多く、正直かなりうるさいと感じてしまいました(笑)。それと、自分の世界に入り込んで歌っている方が多く、あまり歌の上手さとかは気にせずに堂々と歌っているように感じました。

一方、私の日本人グループは10人ほどいたのですが、日本語の歌なので日本人以外には音痴がばれない(?)にもかかわらず、アクティブに歌うのは3人のみでした。「自分は音痴」だからとか「上司にばかにされて以来人前では歌わないようにしている」など理由を教えてくれました。音痴は治ると論理的に説明を試みましたが、トラウマが強いようで、あまり効果がありませんでした(悲)。

このようにカラオケでもその国の文化を大きく反映するようです。むしろ音痴を気にするのは日本とか韓国(?)など人の目を気にする文化の国だけであり、西欧や台湾・中国などの方はあまり気にしないのかもしれません。大変興味深い経験ができました!

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